I様邸修繕工事(タイル塗り替え)

I様邸続いてはタイル面になります。

磁器タイルの表層は劣化で色褪せることは無いのですが大気汚染で汚れが付着したりは

します。当社では磁器タイルの施工提案は薬品洗浄で綺麗にし劣化した目地を修復し

目地の保護材を提案することが多いです。

大昔はタイルにクリヤー塗装も提案しておりましたが問題が多いので現在は通常工事の提案ではしておりません。

 

今回はタイルの色合いデザインが古臭いので何とかならないかと相談がありましたので

磁器タイルに塗り付けた塗装が剥がれるリスクがあることを承諾頂き塗装にて色替えをすることになりました。

 先ずは足場に上ってタイル壁を全面打診です。

診断していくと上部の方はタイル目地のひび割れが無数に沢山見つかり、タイル面には全部クリヤー塗装が行われていました。おそらく前の塗り替え業者さんはタイル目地がこの状態なのでクリヤー塗装の皮膜でひび割れを塞ぎたかったのでしょうか、タイル全体にクリヤー塗装がされいたのは初めの提案時の診断では気付いておりませんでした。

足場に上がり建物上部のクリヤー塗装が剥がれており気づきました・・・

が、それより凄く危険な事になっておりました。玄関の真上でしかも3階に60cm×30cm程のタイル壁が落ちる寸前でした。

打診は壁面全て行うのですが、この部分は、カパカパと完全に浮いている音がしている状態で大きなひび割れも発生していました。

おそらく前回の工事の時から浮いていたと思われます。

前の塗り替え業者さんが、どの様な業態だったか分かりませんが

現場に入る職人さんは元請け担当に支持された内容と請負金額外の事をスルーなんて事も有りますから。

これが落ちたら時と場合によっては一大事になってたと思います。

今回の工事が当社で良かったと思いましたよ。

ここ以外にも10m×15cm程のタイルが落ちかけていました。

先ずはこれを直します。

浮いていたタイル壁を剥がしました。重さは10キロほどはありこれが頭上に落ちたら大変ですね・・

撤去した後は型枠をはめて補修材にて成型しました。

本来は下地を作り直し新しいタイルを貼りなおすのですが、今回はタイル表面に塗装するので補修材で

タイルっぽく成型しました。因みにサービス工事です。

こんな感じです。写真ちょっと歪ですが最終的には補修箇所は全く分からなくなっています。

別の場所もこんな感じで10m程直しました。

しかし、前の塗り替え工事の時から絶対に浮いていたと思うんですが、前に一度手を加えられた物件の工事を当社が行う時このような状態は良くあります。

何でこんな仕様の工事を提案したのか?お客様が見えない場所はこのように全く手を加えずスルーしていたり・・

元請け担当が気付いていない部分や指示されていない部分は施工範囲外なのでしょうかね?

タイルを直したら、いよいよ大変な作業が待っています。

これですね、前回の塗り替えで塗り付けられたクリヤー塗装です。

全体的に何となく白ぼけていて部分的に剥がれています。

先ずは、これをどうにかしないと剥がれのリスクを伴う磁器タイル塗装が絶対に剥がれてしまう事に。

この様な電動工具で全部除去します。

たぶん並みの施工なら剥がれた部分だけ除去するのでしょうが、私は全部除去しました。

因みにすべてのタイル部分のクリヤー塗装除去するのに2人で1週間掛かりました。

薄皮も見逃しませんでしたよ。

朝から夕方までずっど電動工具の回転に耐えながら力もいるので心が折れそうでしたね。

クリヤー塗装除去が終わったので次は、お高い専用プライマー(接着剤)をタイル全体に塗り付けます。

 

目地に塗る必要は無いのでムラムラに見えますが磁器タイルに塗り終わりました。

次は目地のひび割れ処理です。

磁器タイルには専用接着剤が付いているので他の材料も密着してくれます。

専用のカチオン(樹脂セメント)を全体的に刷り込んで目地を全て詰め直していきます。

乾くとこんな感じです。ひび割れも綺麗に無くなりました。

これで塗装前下地造りは終了です。

次から塗装を仕上げいきます。

先ずは決定した色で目地の色を全体に2回塗り付けます。

次にタイルになる色を2回塗り付けます。ここの部位は目地に養生を掛けなくてもギリギリ行けましたので

全体的に2回塗った後に目地にはみ出した色をタッチアップで直します。

目地に養生が必要な場所はこの様にマスキングテープで全て養生しタイルの色を塗り付けて行きます。

養生を剥がしタッチアップをしたら完成です。

見違えりました。タイル塗装の艶は、ほんとのタイルと似たしっとり艶ですので違和感無く綺麗です。

今回はメインになった施工を取り上げましたが他にもスチール製の手摺の腐食部を補強したり手摺塗装は前の工事で旧塗装を簡単に剥がしでそのまま塗装されていたので凸凹が酷かったので旧塗膜を全て除去し塗り直しました。

塗装以外には樋の部分交換や室外機カバーの交換・屋上とベランダの防水やり替え、分電盤の除きガラス交換等々書ききれませんが沢山させて頂きました。

 

これで機能・美観共にしっかりした維持修繕工事ができました。

当社は相見積もりで良く見るのですが塗り替え業者さんの塗り替え工事仕様程の予算で

維持修繕工事をさせて頂いております。

こちらの物件も前回の塗り替え工事で工事が終わり足場が外れたら綺麗になっていたと思います。

表面のひび割れを隠し色を付ければ綺麗になるんです。


安い業者で安いと言っても安くない塗り替え工事で無駄な予算にしてしまったお客様を沢山見てきました。

残念ながらそんな業界なのでしょう。

全てコミコミとか下地補修でシールも入ってますの塗り替え工事と当社の工事は中身が全く違うので。皆様もお気をつけください。


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